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「教科書検定意見の撤回を求める八重山郡民大会」が29日、県民大会と時を同じくして石垣市総合体育館メインアリーナで開かれました。石垣市総合体育館には市民をはじめ与那国町や竹富町などから76団体、3500人余りが詰め掛けました。

大会では主催者を代表して実行委員長の大濱石垣市長が挨拶、経過報告の後、戦争体験者が戦争マラリアの実態を訴えたほか、高校生が意見を発表しました。そして、「教科書検定意見が撤回され、軍命記述の復活が速やかに行われるよう満身の怒りを込めて抗議する」とした大会決議を全会一致で採択、最後に「沖縄戦の集団自決に関する意見を撤回させよう」とガンバロウを三唱して気勢を上げました。