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きょうからシリーズでお伝えする『歪む沖縄戦』です。

教科書検定意見の撤回を求める県民大会が今週の土曜日に迫りました。QABでは会場に特設スタジオを設けて、大会の模様を生中継。また、県内外からゲストを招いて、様々な角度から今回の教科書検定を検証します。

そして、ステーションQでは大会前日までの5日間、この問題に関わる人物や識者のインタビューと街の声をお送りします。1回目は文部科学省が今回の教科書検定意見の理由に挙げている裁判。集団自決に日本軍の隊長命令があったかどうかを争っている双方の主張です。

街の声「悪いものに覆い被せて、それを何かあったときに、また前の戦争中じゃないけど、そういう意識に戻していくのをうっすらと感じますね」

街の声「戦争を知らない世代じゃないですか、みんな。そういうのも感じ取れなくなる」

街の声「教科書に載らないっていうのもいやだし、内地の人に伝わらないのもいやだなって」

街の声「事実は事実なので、戦争体験した方がなくなっても伝えていかなきゃいけないことはいっぱいあると」

徳永信一弁護士「事実じゃないことは事実でないとはっきりさせることが、隊長や隊長の遺族たちの名誉回復につながること。同時に、沖縄戦の歴史ということを正しく伝えるといったことにつながると思って、この裁判に取り組んでいるわけです」

岩波書店「世界」・岡本厚編集長「でもやはりここでもう一度、この裁判が起こされたこと、あるいはその裁判をきっかけにしながら、教科書検定という非常に全国的レベルの問題を表されたことによって、沖縄戦に関する記憶が沖縄の中で喚起されてきたと。だからそれを沖縄だけに留めないで、日本全国のものにしていかなくてはいけない、という風に私は思います」