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名護市の大浦湾でアオサンゴの大規模な群落が見つかりました。白保のアオサンゴ群落に次ぐ規模ではないかということです。

大浦湾で7日に撮影したアオサンゴは、見た目は茶褐色ですが骨格が青く、折れた面は鮮やかな青色をしています。大きさは、長さ80メートル、幅27メートル、高さは12メートルあり、これだけの群落が発達している場所はあまり報告がないということです。

サンゴの研究をしているリーフチェック研究会の安部真理子会長は「大発見。石垣島の白保以外でアオサンゴのこれだけの群落を見るのは初めて」と話していました。

8月に新たに国立公園に編入され注目を集めている石垣市白保のアオサンゴは北限の群落と言われていますが、それよりさらに北に群落が見つかったことになります。

また、現在公告縦覧されている普天間代替施設の方法書には大浦湾はサンゴの被度が5%以下と記されていますが、見つかったアオサンゴ群落は含まれていないと見られます。

ところで、隣の嘉陽の海では7日もジュゴンが姿を見せ、ウミガメと追いかけっこをする様子が上空から確認されました。