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中華航空機の爆発炎上事故。流れ出た油は200リットルと見られています。国土交通省は燃料タンクの解体作業に入りました。

これまでの調査で、中華機が炎上した原因は、飛行機の離着陸時に浮力を高めるために使うスラットのボルトが外れ、すぐ傍の燃料タンクの壁を突き破り、そこから大量の燃料が流れ出て発火したと見られています。

そのため、24日午前中の調査では、この事故原因と見られる燃料タンク周辺の写真撮影が入念に行われ、午後からはこのタンクを機体から取り外すための解体作業が始まりました。

国土交通省はこれまでの調査で機体が那覇空港に着陸後、穴が開いたタンクからおよそ200リットルの燃料が流れ出た可能性が高いことを突き止めています。

今後の調査の焦点はスラットに取り付けられたボルトが、なぜ燃料タンクの壁を突き破ってしまったのかに絞られそうです。