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先週からの大雨で地割れが見つかり、115世帯の住民に出されていた避難指示と勧告について、那覇市は13日、災害対策本部会議を開き、2日ぶりに解除しました。

会議には市長や副市長、それに都市計画部など各部の担当部長が出席。土砂災害の危険があるとして、11日午後8時20分に那覇市長田の115世帯の住民に出されていた避難指示と勧告を2日ぶりに解除しました。

解除の理由について、那覇市では擁壁の下の部分にコンクリートを入れたり、雨の浸透をふせぐモルタルやブルーシートで地面を保護するなどの被害防止策をとった結果、地盤が動かなかった為、建物は安全と判断したという事です。

今後、現場には地盤の動きを測定するセンサーが設置され、監視が続けられます。

仲井真知事は週末の大雨で被災した地域を視察しました。

まず県が架け替え工事を行っている那覇市安里の蔡温橋に向かい、被害の説明を受けました。

週末の大雨で、那覇市牧志の琉球バス本社ではバス26台、自家用車80台が水に浸かりました。

知事はこの後、那覇市長田の現場を視察。改めて被害の大きさを確認していました。

本島地方では13日夜には再び激しい雨が降る見込みで注意が必要です。