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環境省は1日、石垣島の白保海域などを新たに国立公園に指定しました。これまでの西表国立公園に編入する形で、名称は西表石垣国立公園となります。

今回、国立公園に指定されたのは、石垣島の総面積の3割にあたる7022ヘクタールとその周辺海域およそ1万4000ヘクタールです。

新たに指定された場所は、原生的な亜熱帯林と島の周りのサンゴ礁が中心で、特に白保海域のアオサンゴの大群落は北半球で最大規模とも言われています。

この他にも県内で最も高い標高526メートルの於茂登岳、観光地として有名な川平湾も国立公園に指定されました。

今後は貴重な自然環境を守るため、土地の改良や海域の汚染につながる埋め立て行為などが厳しく制限されます。