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大型で非常に強い台風4号は、沖縄本島から次第に遠ざかっていて、沖縄本島は13日夜遅くから未明にかけて暴風域を抜ける見通しです。

台風4号は13日午後7時現在、徳之島の西北西およそ130キロを1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。

沖縄本島が暴風域を抜けるのは中南部が13日夜遅く、北部は14日午前3時ごろになる見込みです。

この台風により沖縄市では強風にあおられ、転倒した78歳の男性が頭を強く打ち、意識不明の重体になっているなど、17人がケガをしています。また、強い雨に伴い、床上床下浸水が30件発生し、58世・91人が近くの公民館などに避難しています。

空の便では那覇空港を発着する274便全便が欠航、3万8000人あまりに影響が出たほか、モノレールや路線バスは終日運休となりました。

このあと暴風域から抜けても14日午後までは強い雨が降る見通しで、引き続き注意が必要です。また、14日は大潮にあたることもあり、満潮時の高潮にも警戒が必要です。