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最強の台風といわれた4号は沖縄から遠ざかりつつありますが、依然、風速15メートル以上の強風域にあり、警戒が必要です。

台風4号は、13日午前0時に沖縄本島中南部が暴風域に入り、北部が14日午前0時に暴風域から抜けるまで24時間にわたり居座り続けました。

県の災害対策本部の14日午前11時のまとめでは、重傷2人を含む32人がケガ、家屋の浸水29件、損壊18件、道路の損壊3件となっています。また、うるま市や糸満市などで2万1600世帯の停電が続いています。

沖縄本島北部が強風域を抜けるのは14日昼頃の見込みで、多いところではこの1日で200ミリを越える雨が降っている事から、土砂災害にも注意が必要です。

一方、航空各社は14日朝から運航を再開していて、那覇空港は空席待ちを求める多くの観光客などで混雑しています。

航空各社によりますと、九州や四国を結ぶ一部の路線では14日も欠航が出ていますが、そのほかの地域では臨時便も出して対応していて、混雑は14日いっぱい続きそうだということです。