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夏の夜に花を咲かせるサガリバナが那覇市内でライトアップされ見る人を魅了しています。県庁の中庭に40年ほど前からあるという2本のサガリバナの木が夕闇の中に幻想的な白い花を咲かせています。

辺りが暗くなってくると、糸のように細い無数の雄しべが雌しべの周りを取り囲むように咲き誇り、なんとも言えない優雅な香りを漂わせます。その美しさは、昔、首里王府でも庭園を彩る花として愛されたと言われるほどです。県庁の中庭では13日まで、ガイドの解説も交えてライトアップされたサガリバナを堪能できるということです。