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体に障害を持つ人の権利を守り、差別を禁止する法律の制定を目指すシンポジウムが7日、那覇市内で開かれました。

このシンポジウムは障害を理由としたすべての差別を無くそうと、NPO法人などの呼びかけで開かれたものです。

障害者を取り巻く環境は、国連で去年12月に障害者の権利条約が採択され、千葉県では合理的な理由なしに障害者の不利益になるように扱うことを禁じる条例が今月から全国で初めて施行されています。

しかし、沖縄では介護を必要とする重度障害者が十分なサービスを受けられず、施設への再入所を強いられるケースも出ています。

このためシンポジウムでは障害者が最低限の自立した生活を送れるように、県内でも差別を禁止する条例の制定に向け、今後、県や議会などに積極的に働きかけていく方針が確認されました。