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24時間の介護給付を求めて、県に対し2度目の不服審査請求を行っている重度の筋ジストロフィーを抱える男性が、審査会委員に対してあらためて現状を訴えました。

ドゥシャンヌ型と呼ばれる進行性で、重度の筋ジストロフィーを抱える大城さんは、手足の自由が利かず、就寝時は呼吸器の装着や寝返りの補助が必要で、主治医も24時間の介護の必要性を指摘しています。

ただ介護時間について、当初名護市が決定した支給時間はわずか11時間で、去年9月に県に対し、不服審査を申し立てました。しかし、その後も名護市は夜間の介護時間を30分増やしただけの決定を下した為、今年3月再度、県に申し立てをしていました。

審査会の委員や県の担当職員を前に行われた今日の意見陳述では、夜間の介護状況を撮影したビデオを上映し、緊急事態に備えた見守り介護の必要性を訴えました。

不服審査会では意見陳述を踏まえ、慎重に審議した上で、6月16日を目途に採決を出す方針です。