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名護市辺野古の基地建設反対運動の中心的存在だった「命を守る会」の代表、金城祐治さんの告別式が20日に辺野古の平和の塔で営まれました。

10年前の1997年、基地建設に反対する辺野古のお年寄りを中心に立ち上げた「命を守る会」の代表の金城祐治さんは、19日、入院先の病院で亡くなりました。20日の告別式には約600人が駆けつけました。参列した平和団体の代表で牧師の平良夏芽さんは、「祐治さんの葬儀の日に機器の設置作業を完了されてしまった。本当に申し訳ない思い」と悔しさをにじませました。

また、参列した宜野湾市の伊波洋一市長は、「沖縄の人たちがもうあきらめているような現状の中で、あきらめちゃいけないということを祐治さんはとても感じていたのではないか」と述べ、金城さんの冥福を祈っていました。