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音色を響かせているのは幻の三線、それを奏でているのが人間国宝なんです。幻の三線といわれるのは県の重要無形文化財で、沖縄三線の名器・富盛開鐘。このほど復元され、琉球古典音楽の人間国宝たちがその卓越した技で音色を蘇らせました。富盛開鐘はいまからおよそ200年前に作られたといわれ、カネのように遠くまで響き渡る澄み切った音色が特徴です。

人間国宝・照喜名朝一さん「今頃この三線もビックリしているんじゃないですかね、こんな素晴らしい奏楽堂で自分が弾かれているということを」

人間国宝・島袋正雄さん「澄み切った音、じーんと心の中に染み入る音が出てくるんじゃないかな」

会場は立ち見が出るほどの盛況振りでした。