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生活習慣病を予防し、2010年までに長寿県を取り戻そうと県が進める健康おきなわ2010の来年度に向けた対策会議が那覇市で開かれました。

2006年にまとめられた中間報告では、生活習慣病に繋がる肥満の割合や喫煙率などにほとんど改善が見られず、逆に、内臓脂肪が多く高血圧や高血糖などを合わせて持つメタボリックシンドロームに該当する人が増加していることが分かっています。

9日の会議では県栄養士会が出張栄養相談会などを実施したことや県食品衛生協会が外食産業へ栄養表示や分煙を呼びかけたことなど、6つの団体が一年間の活動を報告しました。

また、那覇市ではお腹周りが85センチ以上の市民に対して「ストップ・ザ・85」と題して、運動と食事指導を取り入れた教室の様子が紹介されました。2007年度は4月から公立の小中学校も全面禁煙になり、会議では公共施設を中心に禁煙をより強化すると共に、肥満対策として健康診断後の栄養指導、運動指導を徹底することを確認しました。