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東村高江区の周辺に建設されるアメリカ軍のヘリパッドについて県が国に出した知事意見書に対し、市民団体は「これだけでは周辺住民の生活環境は守られない」と強く抗議しました。

11年前のSACOの最終報告では北部訓練場のおよそ半分の3987ヘクタールを返還することが決まっています。その際、ヘリの着陸帯ヘリパッドを高江区周辺の訓練区域に移設することになっていて那覇防衛施設局が環境調査の手続きを進めています。一方、県はこの計画について貴重な動植物への影響を可能な限り低減するよう求めている他、先月、一万発を超えるペイント弾などが発見されたダムへの配慮についても要求しています。

しかし、市民団体は「150人が住む高江区を取り囲むように6つのヘリパッドを作れば自然環境を破壊し住民が危険になることは明らか」として知事にヘリパッドの建設を拒否するよう要求しました。