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宜野湾市出身の木村香奈子さん。那覇市内で開かれた糸数さんの演説会で支持を訴えます。

木村香奈子さん「やはり女性の方に人気がすごく強くて、男性の方もやはり慶子さんのファンがとっても多いので」

沖縄で大学を卒業後、大阪の旅行会社に就職した木村さんは、美しい海が沖縄の最も大切な資源だということを改めて強く感じ、その後、観光を企画する側から現場をつくる側になりたいと沖縄に戻ります。

木村さん「飛行機から降りてくるともう豊見城のあたりの埋め立て、またこの間大宜味にもちょっと行ってきたのですが、大宜味のあたりもすごい埋め立てをしていて、沖縄の自然の海岸っていったいどこにあるんだろとすごく感じてしまって」

海辺をはじめ自然再生型の公共事業の展開を掲げる糸数さんを支援します。更に、幼い頃から悩まされた普天間基地の辺野古への移設がいよいよ現実味を帯びていると危機感を募らせます。

木村さん「小さい頃からジェット機の音がすごく怖くて。子どもを産み育てていくうえで、子どもたちに同じような怖い思いとか、落ちてきたらどうしようとか、すごい耳をふさがないといけないようなうるさい音など、そういうことを経験させたくない」

浦添市出身の大城佳代子さん。那覇市の選挙本部で開かれた女性の集いで、仲井真さんの支持を訴えます。

大城佳代子さん「仲井真さんの人となりのことを聞ける機会なので、とってもうれしいです。いっぱいいらしていますので」

高校卒業後、県内の企業に入社した大城さんは沖縄で最も大きな課題は雇用問題と語り、経済界の代表を務めた仲井真さんの政策をアピールします。

大城さん「やはり失業率が高いことだと思います。IT産業というのは特に沖縄、この小さい沖縄、土地が無い沖縄で、大きく産業を発展させる一つがIT産業だと思っています。それを発展させるために仲井真さんは、ITパーク構想とかいろいろあります。具体的に進んでいく道順が今見えてると思う」

また仲井真さんが、病床の妻を長く看病していたことに触れ、福祉の面でも力を発揮するはずと期待を寄せます。

大城さん「経済界というイメージが強いと思う。だけどもやっぱり仲井真さんはその部分だけでなく、奥様の介護もされてます。そこを実感されているので、福祉、子育ての方も力を入れてやってくださると思っています」

一方、普天間基地問題については、今の危険性を取り除くことを最も需要視しています。

大城さん「私は普天間基地があの住宅街の中でそのまま基地が動いている(運用されている)という状態に、とっても危険性を感じる。私も基地がないほうが沖縄県、平和にとってはベストだと思うんですが、それを解決する手段として、名護市民のお話とか協力も得ながら、一旦移設して」

木村さん「一度つくってしまうと、そう簡単に出て行ってもらえるとは思えませんし、それにたとえ出て行ってもらったとしても、そのあとまた沖縄の海が復活するのに何百年、もしくは何千年という時間が必要かも知れない」

『かけがえのない資源の海をつぶして、ましてや基地を造るなんて』と、表情を曇らす木村さん。平和にもつながらないと訴えます。

木村さん「戦争に結びついてしまうじゃないですか。戦争を体験した沖縄だからこそ強く言えると思うんでけど、やはり沖縄から戦闘機を送り出すというのがすごく私はいやだと思う」

大城さん「仲井真さんも平和は当たり前に大切ですし、誰も戦争を起こしたいと思っている人もいないと思います。基地を拡大するという考えも仲井真さんにはないですし」

仲井真弘多候補「県外が無論ベストだと思うが、現実的でない」

糸数慶子候補「動かないという前提の中で仕事をするようでは、県民は本当に不幸」