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兵庫国体で頑張っている県勢の活躍をお伝えする「のじぎく兵庫国体リポート」取材している棚原さんと中継がつながっています。棚原さん!

「はい、今晩は!」今年の国体は長丁場ですね〜「はい、今年から、夏と秋の国体を初めて一本化した大会ですから、熱戦の期間も11日間と、たっぷりですね。」「さて、国体も10日目。きょうが一番のクライマックス。土日の活躍も合わせ、どうぞ!」

カヌー競技、注目のカナディアン・ペアに出場した、沖縄水産の大城・新垣の二人の選手。土曜日のペア500メートル予選では、余力を残して2位で通過。決勝に、期待がかかりましたが、中盤から失速・・・。結果は惜しくも6位に終わりました。そして昨日、この雪辱を果たすべく挑んだペア200メートルでしたが、こちらも準決勝に進出するも4位に終わりました。

今や、全日本の期待の星にまで成長しているのは、陸上界のキムタクこと、仲元紀清選手(福岡大学)!今年のインカレ西日本大会で優勝、7月の日本選手権では、2位に入るなど勢いがあります。女性ギャラリーの、熱い視線も浴び、実力、人気ともに上向きの仲元が予選に挑みます。

ところが、思うように結果が伸びません。1回目7メートル22。2回目でも7メートル31と予選通過のために必要な記録、7メートル35にわずかに届かずまさかの予選落ちでした。

剣先の微妙な間合いに神経が集中するフェンシング。県内では、めったにお目にかかれない競技ですが、県代表として喜原、知念、神川の3人の選手がチームとして出場しました。

試合では、相手を突くと、ランプが点灯!互いの突きの速さの判定は、機械が行い実に、25分の1秒という世界で争われる競技。昨日の種目、エペで2回戦に勝ち上がった沖縄は、結果3位(2回戦結果)の成績です。

2年連続の団体優勝をかけて、成年、少年がタッグで挑むウェイトリフティングはきょうが最終日。昨日は、少年85キログラム級で、今年のインターハイ優勝の知念辰吾選手が登場。自分の体重の2倍以上の重さに挑むだけに、失敗すると大怪我にもつながる競技。その中で、知念選手は得意のジャークで優勝を目指し、151キロにチャレンジ。貫禄のジャーク優勝で、団体優勝の行方は、きょうの種目に託されました。成年男子吉本選手は、元オリンピック日本代表の意地をかけてスナッチ、ジャークの両種目で優勝!さらに、少年の中村選手も、2冠を達成し、堂々の完全制覇!嬉しい、嬉しい、国体2連覇です!

明日の閉会式で国体は、11日間の幕を閉じます。全国から、総勢2万5000人が参加した今年の国体。県選手団368人は、下から3番目に少ない参加人数なんですね。それでも、総合順位は昨日の時点で39位で、健闘しています。

はい、ちょっと伸び悩んでいた県勢だけに、ウェイトリフティングの活躍は朗報でしたね。以上、国体リポートでした。