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現代の名工で、紅型の伝統技術の継承と発展に努めている城間栄順さんの作品展が那覇市で開かれています。

城間さんは戦後55年あまりにわたって紅型一筋に創作活動を続けていて、現在では紅型保存会会長などの要職をつとめる傍ら、県立芸術大学や自身の工房で後進の育成にあたっています。

きょうからはじまった展示会には伝統的な色や柄の舞台衣装から鮮やかに染め付けられた涼しげな宮古上布の着物など、およそ100点の作品が展示されています。

また、戦後、紅型の復興に大きな功績を残した父・城間栄喜さんの作品もあり、訪れた人たちは脈々と続く紅型の歴史に見入っていました。