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長年、国内での生息が確認されず絶滅危惧種にもなっている魚、「イバラエイ」が石垣島で捕獲され、現在本部町の美ら海水族館で公開されています。

イバラエイはサンゴ礁のある砂地などに生息し長年インド・太平洋海域と大西洋の東側でしか見ることが出来ず日本では3年前に西表島で初めて捕獲されました。IUCN国際自然保護連合のリストに絶滅危惧種として記載されている貴重な魚です。

今回は先月1日、石垣島の漁師の小型の定置網にかかっていたところを捕獲され美ら海水族館に持ち込まれました。国内で見つかったイバラエイの4匹目になります。幅は60センチ、重さはおよそ10キロと存在感ある体ですが、表面はトゲトゲのうろこに覆われ砂地でじっとしていてなかなか泳ぐ姿を見ることは出来ません。ただ、そのユニークな形に水族館を訪れた人たちもじっと見入っていました。