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シンドラー社のエレベーターで起きた死亡事故を受け沖縄都市モノレールでは、すべての駅のエレベーターの安全性をチェックする緊急点検が実施されています。

シンドラー社のエレベーターが設置されている古島駅と赤嶺駅のうち、利用者が閉じ込められる3件のトラブルがあった古島駅ではきのう、エレベーターの緊急点検が行われ安全性が確認されるまで停止しています。またけさからはシンドラー社以外のエレベーターの緊急点検を実施し、このうち牧志駅では10時過ぎからエレベーターを停止して点検作業が行われドアの開け閉めや制御盤に異常がないかなど作業員が細かくチェックしていました。緊急点検はあすまですべての駅で行われます。

一方、県の土木建築部はきょう県が管理するシンドラー社製のエレベーターについて措置を発表しました。

首里土建部長「原因を究明し安全性を確認するまで古島駅と赤嶺駅の4基のエレベータについて使用停止の措置をとっている状況です」

県では古島駅でのトラブルについて原因が究明されていないとして、これまで公表していませんでした。このほか県農業研究センターの2基のエレベータも停止し、あす引渡し予定だった県動物愛護センターでは引渡しを延長して安全確認を行うとしています。