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戦後61年たった今年、新たに戦没者の名前が刻まれます。

沖縄戦で亡くなった人々の名前を刻む、糸満市の平和の礎に今年は新たに588人が追加刻銘されることになりました。

平和の礎への刻銘は、世界の恒久平和を願って県が行っています。今年は新たに県出身者339人と県外出身者247人、それに大韓民国出身者2人のあわせて588人の沖縄戦戦没者の名前が刻まれ、この追加刻銘で刻銘者の数は24万383人と、24万人を超えました。

また、県出身者のうち262人は沖縄愛楽園と宮古南西園のハンセン病療養所からの申告によるものです。2つの療養所がこのほどまとめたハンセン病の証言集の作業で入所者からの聞き取り調査を進め、その結果、遺骨が確認されたことなどが多くの刻銘につながりました。

県では、今回の追加刻銘作業を週明けにも始めることにしていて、6月23日の慰霊の日には県民が全ての戦没者の御霊を慰めます。