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アメリカ軍の再編が順調に進んだとしても普天間基地の返還まで8年。宜野湾市の伊波市長は危険性の一日も早い除去で協力要請です。伊波市長は普天間基地の海外への移転を実現するよう県に協力を求めました。

きょう県庁を訪れた伊波市長は、最終報告で普天間基地の返還時期が2014年以降となっているだけで危険性の除去については全く触れられていないと訴えました。

伊波洋一市長「SACO合意から10年を過ぎようとしています。更に8年も放置されては困るということをぜひ強く打ち出していただきたいと思っております」

これに対し牧野副知事は、移設問題とは別にキャンプ・シュワブの陸上部分にヘリポートを建設する方法を政府に求めたと説明しました。

しかし市長は、グアムやハワイなどのアメリカ軍基地に暫定的でもヘリ基地機能を移転できるはずだと主張。牧野副知事は、手法は違うが危険性の一日も早い除去を求める姿勢は同じと述べ、理解を求めました。

伊波市長はあす、政府に直接要請します。また、上京中の稲嶺知事もあす防衛庁の額賀長官と会談し暫定へリポートについて直接説明する予定です。