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憲法記念日のきょう憲法講演会が那覇市で開かれ、イラク戦争に反対して外務省を辞職した天木直人さんが憲法は「一字一句変えてはいけない」と呼びかけました。

憲法普及協議会などが主催して毎年開いている憲法講演会には、外務省元レバノン大使で外交評論家の天木直人さんが講師に招かれ、会場には1000人あまりが詰め掛けました。

天木直人さん「どう考えてもアメリカの今のような武力によるテロ弾圧というのが間違いだと」「世界の全ての国民が願っている平和と繁栄の最大の脅威は実はアメリカじゃないかと本気で私は思う」

天木さんは、アメリカは常に戦争をしている国だと指摘し、アメリカ軍再編で日米軍事同盟が強化されようとしている今、憲法が改正されたら本当に大変なことになると憲法改定阻止を呼びかけました。

君が代斉唱

国旗国家推進沖縄県民会議惠忠久会長『憲法9条のおかげで平和があるとはとんでもない話であります』 憲法改正を訴えるこの市民グループは『戦争放棄をうたった憲法9条は戦争に負けた日本が二度とアメリカに歯向かう事がないように当時のアメリカ占領軍が押し付けたものだ』と指摘します。

そして、現在のように日本の防衛を日米安保に依存する形ではアメリカの戦争に引きずりこまれる恐れがあるとして、日本独自で防衛出来るよう今の憲法を改正するべきだと訴えました。