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大浦湾でサンゴの一斉産卵 新基地建設が進む名護市の大浦湾で30日夜、神秘的なサンゴの一斉産卵が確認されました。 サンゴの産卵が確認されたのは、辺野古の埋め立て予定地から約2キロにある、名護市安部の沖合です。産卵が始まったのは、夜の10時ごろ。ミドリイシと呼ばれる枝状やテーブル状のサンゴを中心に、バンドルと呼ばれる精子と卵子が入ったピンク色のカプセルが次々と海中に放たれ、大浦湾の夜の海に旅立っていきました。 撮影した水中写真家の中村卓哉さんは「しばらくシャッターも切れず見入ってしまった。脈々と繋がってきた命の巡りを途絶えさせてはいけないとの思いが改めて強くなった」と話していました。