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県内からも60人が参加しています。福島原発周辺の住民や避難している人たちおよそ800人が集団訴訟を起こしました。

この裁判は国や東京電力に対し、空気中の放射性物質の量、いわゆる空間線量を事故前の水準に戻すことと、それまでの間、1人当たり、月額5万円の慰謝料を支払うことを求めています。

沖縄に避難している久保田美奈穂さんは、「本当にみんな、生活を根こそぎ取られたり、なんで普通の人がこんなに苦しまないといけないのかという思いが強くて。本当にみんな自分の時間削って応援してくれているので。仲間の分もしっかり声をあげていきたいと思いますので」と訴えました。

また原告団長の中島孝さんは、「沖縄県民に学ばなくてはいけないのは、やっぱり俺らは平穏に生きたい、平和に生きたいという声を上げ続ける勇気を持つことだと思うんです」と話しました。

原告団では裁判を通して原発ゼロの社会を実現したいと話しています。