※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

長年、ハンセン病回復者の姿を追い続けてきた写真家の展示会が、16日から名護市で始まりました。「輝いて生きる」と題された写真展は、20日から宮古や名護で開かれるハンセン病市民学会のプレイベントとして開催されています。

会場には、写真家の八重樫信之さんが10数年以上かけて撮影した、ハンセン病回復者の姿など32点が展示されています。国賠訴訟を戦う回復者の姿や、「らい予防法」廃止後高校に通って無事卒業式を迎えた男性の姿など、人権回復のために前向きに生きる人々が捉えられています。

写真家の八重樫さんは、「回復者の皆さんには、大変な苦労があったということを知ってほしい」と話していました。写真展は今週土曜日、21日までです。