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東村高江区のヘリパッド建設に反対する自然保護団体が24日に会見を開き、工事を中止し、建設計画を撤回するよう求める声明を発表しました。県庁で会見を開いたのは生物多様性市民ネットワークのメンバーです。

声明では、工事により森の木々が伐採され、やんばるの自然が危機的な状況にあると指摘。2010年に名古屋で開かれた国際会議でも、国内外75のNGOがヘリパッド建設計画の見直しを求める共同宣言を発表しているとして、改めて工事の中止を求めています。

また会見には高江区の住民も同席し「いつ工事が始まるかと心配で気が休まらず、睡眠もとれない」と苦しい現状を話しました。会見した住民は「今頑張らなければ、これが50年,100年と基地被害に苦しめられるのは目に見えている。だから今は少々苦しいけど、頑張る」と話しました。

ネットワークでは、やんばるの森は県民の水がめであり、ヘリパッド建設問題は高江だけでなく、県民みんなの問題だと訴えています。