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燃料価格の高騰が漁業を圧迫する中、県内の漁師たちが総決起大会を開き、政府に対して燃料費を補てんするよう訴えました。総決起大会には、本島を始め、八重山や久米島など30余りの漁業組合から400人以上が参加。この中で県漁連の下地敏彦会長は「現在の状況は漁業者にとって生きるか死ぬかの問題。負担が軽減されるよう政府には対策を講じて欲しい」と訴えました。

県漁連によりますとこの5年間で重油の価格は2.7倍に上がっていて休漁を余儀なくされる漁業者も出てきているということです。参加者は「この燃料の高騰は考えられない。

これじゃあウミンチュは死にます」「高いですよ、去年一昨年と比べると3倍くらいですかね」などと怒りをあらわにしていました。来週15日には東京に、全国の漁業者が集結し、総決起大会が開かれる予定で、これにあわせ全国で3150隻の漁船と6000人の漁業者がストを実施して窮状を訴えます。