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給食費の未納が問題になっている矢先でした。

宜野湾市の給食センターの事務職員が2年間にわたって子供たちの給食費500万円余りを横領していたことが分かりました。

「市民に迷惑をかけました。すいませんでした」

宜野湾市教育委員会によりますと、横領行為を行っていたのは宜野湾学校給食センターの47歳の男性職員です。調べによりますとこの男性職員は給食費を管理する立場を利用して、2004年の11月ごろから先月まで、食材の納入業者への支払いに見せかけて、合わせて500万円余りの給食費を着服していたということです。

横領は今月はじめの監査で発覚し、職員は横領の事実を認め、きのうまでに全額返済したということです。

このセンターは市内の4つの小中学校の給食を担当していて、給食費が未納となっている児童や生徒に支払いを呼びかけている矢先でした。

宜野湾市では今後、さらに男性職員から詳しく話を聞いて処分を決定するほか、給食費の管理方法や監査のあり方を検討して再発防止を図りたいと話しています。