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南城市の農園が「平飼い」の鶏の卵と表示しているにも関わらず、別の卵を混ぜて販売していた問題で、きょう農園が会見し、謝罪しました。
みやぎ農園宮城盛彦会長「多大なるご迷惑をおかけしました、誠に申し訳ございませんでした」
南城市のみやぎ農園グループでは、鶏が動き回れる環境で飼育したいわゆる「平飼い」の卵を扱っていましたが、2021年5月から2025年12月5日にかけて別の業者から仕入れた卵を混ぜて販売していました。
宮城盛彦会長は「卵の需要に生産が追いつかなかったこと」や「飼料の高騰などで赤字が続き、自分が指示して混入させてしまった」と謝罪しました。
グループでは1日に約1万2000個の卵を出荷しているとしていて、このうち平飼いではないものが混入率にして平均で8.5%、最も多い月で32%を超えていたとみられています。
卵の販売は中止していて取引先での自主回収も進めていますが、宮城会長は経営から退き第三者によるチェックを受けるなど再発防止を図っていくとしています。
