著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
若年層へ広がる麻薬や覚せい剤の乱用防止を訴える大会が11月15日那覇市で開かれ、誘われても断る勇気の大切さを訴えていました。
大会を開いた厚生労働省によると2024年、全国で覚せい剤や大麻など薬物事犯での検挙は1万4000人余りで、大麻事犯では20歳以下の若年者が4600人と多く県内でも161人が検挙され、そのうち20歳以下の検挙は120人で7割以上と高くなっています。
「高校生と考える薬物乱用防止の未来」と題した11月15日のパネルディスカッションでは、高校生の當間しおんさんが「薬物依存は想像以上に私たちの身近にある問題で、相談できる人や伝える環境が大切。身近な人の変化に気づけるようにしたい」と話しました。
厚生労働省は「薬物問題で困っている人に手を差し伸べ支える社会づくりが必要。」だとして、広報活動を広げる取り組みを示していました。
