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本島中部を走るフルマラソン「おきなわマラソン」について、実行委員会が11月7日会見を開き「大会を休止する」と発表しました。

おきなわマラソン実行委員会 花城大輔大会長「2026年2月15日に開催予定していた第31大会を休止することが決定されました。これまで実行委員会の事務局にはおきなわマラソンの開催に向けて立て直しのお願いをしておりましたけれども、きょうの総会に至ったという結果になっています」

7日、会見を開いたおきなわマラソン実行委員会は、2023年度から2大会連続で赤字決算が続いたことや、会計処理の不備があったことを報告。

「大会運営を継続しながら抜本的な改善を同時に進めることは困難であると判断した」と休止に至った経緯を説明しました。

おきなわマラソンは、コロナ禍の2019年度から4年間休止していましたが、その後開催した2023年度からの2大会では物価高や人件費の高騰などの影響で支出が数千万円規模に膨らんでいたということです。

実行委員会は「楽しみにしていたランナーや沿道で応援をしてくれる全ての皆さんに申し訳ない」と話し運営体制を再構築して2027年2月の再開を目指すとしています。