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2024年、名護市の安和桟橋付近で起きた死傷事故で重傷を負った女性が国に対し事故を捉えた防犯カメラ映像を開示するよう求めた裁判が始まりました。

この事故は2024年6月、名護市の安和桟橋付近で土砂の搬出に抗議していた女性と警備員の男性がダンプカーに巻き込まれ、警備員が死亡、女性が重傷を負ったものです。

女性が沖縄防衛局に対し、事故を捉えた防犯カメラ映像の開示請求を行ったところ「映像の保有が確認できない」と不開示の結果が示されたため、結果の取り消しと開示を求めて2025年7月に提訴しました。

10月16日、那覇地裁で行われた第1回口頭弁論で国側は、事故の状況が記録された防犯カメラ映像の保有を認めたものの、女性個人を特定できるような映像は確認できなかったとし不開示の決定は適法と主張しました。

次回の裁判は12月以降に開かれる予定です。