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10月9日午後、沖縄市で強盗事件が相次いで発生しました。警察が、それぞれの事件で70代の男2人を逮捕し、犯行動機などを調べています。
強盗致傷の疑いで緊急逮捕されたのは、うるま市の無職、德田榮容疑者(71)です。
県警によりますと德田容疑者は10月9日午後2時すぎ、沖縄市松本の会社事務所に「金出せ」などと包丁を持って押し入り、女性従業員2人を車に乗せ金融機関2カ所で出金させた現金約1660万円を奪い、女性従業員の左手にけがをさせた疑いが持たれています。
德田容疑者は金融機関を回ったあと、再び事務所に戻り、女性従業員の両腕を縛っていたガムテープを刃物で切る際にけがをさせたということです。
発生から約7時間後、うるま市内で目撃証言と一致する車が見つかり、警察が周辺にいた德田容疑者の身柄を確保しました。男の認否については明らかにされていません。警察は德田容疑者と被害者の間に面識があった可能性があるとみて捜査を続けています。
また、10月9日午後6時頃沖縄市美里のスナックで、ビール1本の代金を支払わず50代の男性従業員の胸を殴るなどの暴行を加えたとして、自称・沖縄市の無職柴引和夫容疑者(77)が強盗の容疑で逮捕されました。
柴引容疑者は「殴っていない」と容疑を否認しているということです。