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自衛隊とアメリカ軍の合同訓練で、与那国島にアメリカ軍のロケット砲を持ち込む計画があることが分かりました。

一部の報道によりますと、9月11日から始まる自衛隊とアメリカ軍の合同訓練「レゾリュート・ドラゴン」でアメリカ軍がロケット砲ハイマースを与那国島に展開させる計画があるということです。

この計画を巡って、与那国島の住民グループ「イソバの会」が、9月1日、演習の中止などを駐屯地に要請しました。

イソバの会のメンバーは「もう10年、(自衛隊)配備から時間は経つんですけども、これ以上の軍備拡大を私たちはとても心配しています」と話しました。

また8月29日、防衛省の関係者が就任間もない上地与那国町長を訪問しています。

与那国町・上地町長は「報道されている(訓練の)分野については私はお断りするつもりで決心しています」と話しました。

この日、防衛省側から具体的な訓練計画の説明はなかったということです。