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理科と数学の知識やその応用技術で競い合う「科学の甲子園」が沖縄市で行われ、県内各地の中学生たちが熱い戦いを繰り広げました。
「科学の甲子園ジュニア大会」は未知の分野に挑戦する心と創造性を養ってほしいと全国の中学生を対象に企画されているものです。
この日行われた、県代表を選ぶ大会には各地区を勝ち抜いた16校が出場。競技は3人1チームで構成され数学と理科の知識を問題形式で解く筆記競技と実技競技では、決められた材料でグライダーを作成し既定の高さから放すことで滑空させ、その飛行距離を競います。
各チームの参加者は、腕や手などの力を使わず風の抵抗や放す角度を分析して最も遠くに飛ばせるよう試行錯誤を繰り返していました。
また、おもりに使用するクリップの数によって点数が加点されるため設計に苦戦するチームも、厳しい表情を浮かべながらも必死になってグライダーを作り上げていました。
参加した生徒「飛行機の形によって、そのまま真下に飛んだりとか、色々と形を工夫するのが難しい」
参加した生徒「自分たちの最高記録を確実に出したい」
県教育庁義務教育課本村税さん「チームでどれだけ共同しながら、チームワークを発揮しながら、未知の問題に解決して挑んでいくか、というところが見どころかと思います」
ことしは県代表に開邦中学と球陽中学が選出され、12月に兵庫県で行われる全国大会へ派遣されるということです。2024年の全国大会では球陽中学校が実技競技で3位総合で10位入賞を果たしています。