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「めざせ甲子園」きょうは第4シード興南です。去年夏の甲子園を経験したメンバーが残る中、秋の大会は2回戦で敗退、この夏にすべてをかける選手たち。全員野球で再びの大舞台を目指します。

興南 國吉駿介主将「アップから全員で声を出すのもそうだけど、1つ1つの動きを怠らずに全力で声を出してアップからやっていくように」

去年夏の大会を制し甲子園の土を踏みしめた興南。しかし、秋は2回戦で敗退。今年、春は決勝まで進んだものの宜野座に敗れ準優勝。夏の第4シードを守りました。

めざせ甲子園!興南「悔しさを糧に全員野球で再び頂点へ」

興南 我喜屋優監督「(今年は)特にクリーンナップがすごいとか、すごいピッチャーがいるとかではなく、全員野球でやるという気持ちは変わらない」

18年に渡って興南を率いる我喜屋優監督。秋や春の雪辱を果たそうとする選手たちの変化を感じていました。

興南 我喜屋優監督「ゲームの後に必ず課題を見つけてそれぞれが取り組んでいる」「自分たちで話し合って反省をして、共通認識を持って取り組もうという雰囲気はある」「順調に仕上がってきている」「目指すはここまで来たら甲子園だという強い気持ちは持っている」

今年のスローガンは百折不撓(ひゃくせつふとう)夏に向けて「何度折れても気持ちを切らさず相手に向かっていく」と決意しています。

めざせ甲子園!興南「悔しさを糧に全員野球で再び頂点へ」

エースは去年夏の甲子園でもベンチ入りした比嘉澄久(ひが・とわ)最速140km/hを超えるストレートとキレのある変化球で相手打線を抑える左腕です。

興南 比嘉澄久選手「去年(甲子園に)行ったけど、自分たちがやって来たことを発揮するだけ」「プレッシャーよりは楽しみの方が大きい」

去年の秋以降、身体やコントロールの安定を目指し練習後の走り込みを強化。自分の変化に手ごたえを感じています。

興南 比嘉澄久選手「(身体に)安定感が出てきてコントロールが良くなった」Q 目標はなんですか?「甲子園に行くこと」

めざせ甲子園!興南「悔しさを糧に全員野球で再び頂点へ」

比嘉と2枚看板でチームをけん引するのが2年生の左腕・後藤葵季(ごとう・あおき)秋は120km/h前半だった球速を、半年間で10km/h近くアップさせるなど急成長を遂げています。

一方の打撃では、春の5試合で43点を叩き3割バッターがずらりと並ぶ強力打線を誇ります。

伝統校ならではの圧倒的な練習量。その準備や片付け・ボール拾いなどを誰よりも率先して行うのは國吉駿介(くによし・しゅんすけ)主将。そこにはチームの道しるべともいえる強い決意がありました。

興南 國吉駿介主将「的確な指示はキャプテンとして必要な力だと思う。まずは自分から行動して、どんどん周りのチームメイトに指示をして、自分から率先して行動してみんなをついて来らせるようなキャプテンがいいと思う」

めざせ甲子園!興南「悔しさを糧に全員野球で再び頂点へ」

この夏も頂点へ!そして再びの大舞台へ!全員野球のその先にある甲子園を見据え、この夏に挑みます。

興南 比嘉澄久選手「エースとして自分のやってきたことを発揮して、ピンチの場面でも自分が抑える強い気持ちを持って挑んでいく」

興南 國吉駿介主将「自分たちは悔しい結果が秋・春と続いているので、そういった部分では足元を見つめて一戦必勝」「初戦から圧倒して必ず2連覇という目標を掲げて、優勝を勝ち取りたい」

「チャレンジ 興南 シャー!」

めざせ甲子園!興南「悔しさを糧に全員野球で再び頂点へ」

苦戦が続きましたが、キャプテンの姿は頼もしいチームの大きな刺激となっているようです。

興南は前原・普天間の勝者と対戦します。

QABでは今年も14日から毎週土曜日の夕方4時に「速報めざせ甲子園!」を放送します。ぜひご覧下さい!

「めざせ甲子園」月曜日は宜野座です。

めざせ甲子園!ウェブサイト

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