サッカー天皇杯の話題です。県代表の沖縄SVは、きのう沖縄市で大分代表と対戦し見事に勝利し２回戦にコマを進めました。
小雨が降る中、県総合運動公園競技場で行われたサッカー天皇杯・１回戦。県代表で、現在、ＪＦＬリーグ首位の沖縄SVは、大分代表で同じＪＦＬのヴェルスパ大分と対戦しました。
試合は序盤から動きます。前半17分、沖縄SVは、左サイドから村田達哉（＃29 むらた・たつや）がドリブルで切り込むと、それを受け取った下口竜空（＃27 しもぐち・りく）が右足でシュート！先制点を決めます。
下口竜空選手「トラップしてシュートコースが見えたので、そのまま思い切って振ったら入った感じです。凄い感情が爆発した感じです」
前半28分には、ゴール前に攻め入ると川中健太（かわなか・けんた）のパスに高塩隼生（＃１４ たかしお・はやせ）が飛び込んでゴールを決め、試合を優位に進めます。
反撃のきっかけをつかみたい大分は、コーナーキックのチャンスをつかみますが、ＳＶ（エス・ファウ）のキーパー、ディフェンダーが守り抜き、前半を２対０で終えます。
後半開始直後、大分は、佐藤駿介（＃24 さとう・しゅんすけ）のクロスを高山勝（＃25 たかやま・まさる）がシュート！ＳＶ（エス・ファウ）１点差にせまられ、流れが行きかけますが、それを止めたのが上野遥介（＃18 うえの・ようすけ）！
味方のクロスに、高塩（たかしお）が頭を合わせ、そのボールを豪快にボレーシュート！再び、２点差に広げます。さらにＳＶ（エス・ファウ）は、途中出場の松下大祐（＃5 まつした・だいすけ）がゴール前で相手でディフェンダーに倒されますが、そのこぼれ球を川中健太（＃34 かわなか・けんた）が絶妙なシュートで追加点。
試合は、このまま、４対１でヴェルスパ大分に大勝、1回戦を突破しました。
川中健太選手「自分たちは本気で優勝、昇格めざしているので、気持ちをピッチの上で示したい」
小野木監督「（得点を）獲るべき選手が獲るってことはチームの勢いがつきますから、そういった意味ではしっかりと評価したいと思う。自分たちが、福岡に乗り込む、アビスパとできるということは非常に願ってもない機会、思いっきり仕掛けたいと思う。」
みごと、1回戦を突破した沖縄ＳＶ。2回戦は、来月11日に福岡県で格上・J１アビスパ福岡と対戦します。
きのうは、筑波大学が、Ｊ２・大宮に勝利しましたので、得点力のある、好調沖縄ＳＶのジャイアントキリングを期待したいですね！
