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県内に住む高齢者への特殊詐欺被害が増えているとして、警察が、子どもたちに被害の防止を呼びかける「チラシ作り」を依頼しました。
糸満警察署が、チラシ作り依頼したのは糸満市の米須小学校の6年生です。全国的に被害が増えている特殊詐欺事件、県内では、2024年、被害にあった人のうち半数が高齢者だったということで、糸満署では子どもたちのメッセージが書かれたチラシを祖父母に手渡してもらうことで日ごろから特殊詐欺被害にあわないよう意識してほしいということです。
児童は「おじいちゃんおばあちゃんに気を付けてねと伝えたいと思いました。ありがとうねって言ってくれると思います」と話しました。
別の児童は「やっぱり親たちに伝えないといけないなと思いました。(チラシは)親の人に渡したり家にはったりします」と話しました。
子どもた全員で「詐欺には気を付けてね!」と伝えました。
糸満署管内での特殊詐欺の被害届受理数は、2025年4月時点で8件と、2024年の2倍以上で、被害総額は563万円あまり上っているということです。糸満署の伊集守隆署長は「不信に思ったら、すぐ周りや警察に相談してほしい」と呼びかけています。