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コロナ禍の入試シーズンがいよいよ始まりました。県内私立大学の先陣を切って2日、沖縄国際大学で一般入試が行われました。

手指の消毒をしながら会場に入る受験生たち。沖縄国際大学では2021年、4つの学部で200人の募集に対し997人が志願しています。新型コロナ対策で会場の教室は窓を開けたままで、受験生の座る間隔も広くとられたほか、試験中のマスク着用も呼びかけられました。

沖縄国際大学では新型コロナに感染して2日に試験を受けられなかった場合には3月に行われるB日程の入試を追加の受験料なしで受けられるようにしたということです。

2日に行われた一般入試などの結果は2月17日に発表されます。

沖縄県 新型コロナ46人感染 2人死亡

沖縄県内私立大で入試始まる

最新の感染状況です。県は2日、新たに46人が新型コロナに感染し2人の死亡を確認したと発表しました。

亡くなったのは、居住地・年齢非公表の1人と宮古島市の90代女性のあわせて2人です。これで、新型コロナに感染し亡くなった人は92人となりました。また感染拡大が懸念されている宮古島市では、2日も5人の感染が確認され、人口10万人あたりの感染者数が速報値で208.70人となり、全国で最も高い東京都のおよそ5倍と、依然、高い水準が続いています。

那覇空港のPCR検査場を公開

沖縄県内私立大で入試始まる

仲宗根啓介記者「那覇空港のPCR検査場です。検体採取キットを受け取った利用者はこちらの仕切られたブースの中で、唾液を入れ、こちらの箱に提出します」

水際対策の一環として3日から3月末までの予定で那覇空港に設置されるPCR検査場がマスコミに公開されました。部屋は受付ルームと検体採取ルームの2つに分かれていて、検体採取ルームには10個のブースが設けられています。

事前のネット予約が必要で、費用は県外在住者が7000円、県内在住者は5000円、結果は民間検査機関からメールで届きます。当面は1日あたり100人を上限とし、最終的には200人分の検査をできるようにしたいとしています。