ロバーツ監督が那覇市で講演

ワールドシリーズ連覇を成し遂げたロサンゼルス・ドジャースを率いるロバーツ監督を迎えた講演会が那覇市で開かれ、チーム作りへの思いなどを語りました。

ロバーツ監督「自分の仕事をするときは、いつも母が私のことを誇りに思ってもらえるよう頑張っています。私には沖縄の血が流れています」

登壇したのは、アメリカメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの監督で沖縄生まれのデーブ・ロバーツさんです。

日本人の母親と、アメリカ人の父をもつ沖縄生まれの53歳で、今シーズンは、苦しいチーム事情の中でも粘り強い采配でチームを球団史上初となるワールドシリーズ連覇に導きました。講演会では、選手との向き合い方を例にチームの力を引き出すマネジメントなどについて語りました。

ロバーツ監督「野球は人間がプレーするスポーツ、私の最も大切な役割は、選手がどのように考えているかを理解することです。彼らの本心を知りたい。一番重要な場面で彼らを信じられるだろうか。そして、それが私自身問への大きな問いかけです。なぜなら、ビジネスリーダーや経営者として重要な問いだからです。周りに信頼できる頼れる人が必要です、彼らは私が見ていることに気付いていませんが、それがチームをよく理解するための私なりのやり方です」と話しました。

「選手を信じること」が大事だというロバーツ監督の熱いメッセージに、経営者らは組織運営のヒントを得ている様子でした。

この模様は、2026年1月2日にQABで放送する予定です。ぜひ、ご覧ください。