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10月、クルーズ船で沖縄を訪れた台湾出身の男がケタミンを含む植物片を密輸入しようとしたとして逮捕・送検されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、台湾出身の自称アルバイト柯・星伊容疑者(31)です。
沖縄地区税関と那覇海上保安部によりますと、柯容疑者は10月19日、麻薬・ケタミンの粉末を含んだ紙たばこ18本を県内に密輸入しようとした疑いがもたれています。
台湾から那覇港に到着したクルーズ船で税関職員が入国審査をしていたところ、観光目的で訪れた柯容疑者が所持していたタバコのケース1箱にケタミンを含んだ粉末が混在する植物片7.41グラムが入っていたということです。
海上保安部と地区税関は、認否を明らかにしていません、海上保安部は10月21日に送検、地区税関は、関税法違反の疑いで5日付で告発しています。
那覇海上保安部・警備救難課藤田伸樹警備救難課長は「コロナが明けましてコロナ前の状況までクルーズ船の来訪の隻数が増えております。日本国内に麻薬等の禁制品が入って来ないように、税関と協力しながら対応していきたい」と話しています。
また柯容疑者の船内の部屋からもケタミンが見つかっていて捜査が進められています。
