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女子プロゴルフの開幕戦ダイキンオーキッドに関するニュースです。沖縄にもたらす経済効果は31億円あまりで、この大会目当てに訪れる観光客は県内で消費する額が一般の観光客に比べて1.4倍と高い消費額であるという興味深い分析結果がでました。
これは、りゅうぎん総合研究所と沖縄コンベンションビューローが共同で行った調査で、ダイキンオーキッドの来場者のアンケート結果をもとに滞在日数や属性、消費額のデータを集計しその特徴を分析したものです。
この中で、県内の経済波及効果は31億2900万円と試算されました。また、県が公表している「観光客1人あたりの県内消費額」が、9万7511円である一方、ダイキンオーキッドの来場者の平均消費額が13万6175円となり、その差が3万8664円、1.4倍消費する金額が高いことが分かりました。
りゅうぎん総研によりますと、ダイキンオーキッドの来場者は高収入層が多く、消費単価が大きいことや、ゴルフが「観る」だけでなく「する」スポーツにもつながっているため、滞在日数の長さにも現れていると分析し、その要因が県経済にもたらす波及効果を押し上げていると評価しました。
沖縄コンベンションビューローの浜田会長は「県経済に貢献してくれている大会として意義深いものがある、スポーツと観光を結びつけたモデルケースとして付加価値をつけ、さらに充実し発展させていきたい」と期待を示しました。
ゴルフは野球やバスケットなどのスポーツと少し違って、観戦したら自分もプレーもしたくなる身近なスポーツ、それが消費額を押し上げているという事なんですね。