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8月、麻薬の成分を含む固形物などを県内に密輸入しようとしたとして、フランス国籍の男が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。

麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、フランス国籍の会社員、モハメッド・ベルゲレス容疑者(37)です。

警察や沖縄地区税関によりますと、ベルゲレス容疑者は8月20日、麻薬の成分を含む固形物14.09グラムを密輸入しようとした疑いがもたれています。

税関職員が入国審査で、ベルゲレス容疑者の様子を不審に思い検査をしたところ、ズボンの左ポケットに紙や靴下で包まれた麻薬成分を含む固形物を発見。

また、手荷物のスーツケースやポーチからはタバコのケースに入れられた麻薬の成分を含む植物片38.7グラムが、リュックのポケットからは大麻0.82グラムも見つかっています。

男は観光目的で沖縄を訪れていて、警察や税関の調べに「大麻だと認識があり、自分で使う目的で持ち込んだ」と容疑を認めているということです。

警察は男を8月22日に送検し、地区税関は9月8日付けで那覇地検に告発しています。