著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
アメリカ海兵隊は、嘉手納基地に一時配備している、無人偵察機MQ9について、配備の期限を無期限とすることを決めました。
アメリカ海兵隊は、東シナ海を中心に活動を拡大、活発化させている中国を念頭に、南西地域周辺の情報収集、警戒監視などのため、嘉手納基地に2024年8月から無人偵察機MQ9を、展開しています。
海兵隊は当初、配備の期間を2025年8月末までとしていましたが、今後も警戒監視活動が必要だと判断し、配備期限を無期限とすることを決めました。2025年8月27日午後、沖縄防衛局の職員が県庁を訪れ、今回のアメリカ側の決定や経緯について説明しました。県の又吉信基地対策統括監は「今回についても、仮に(展開期間を)延ばすのであればそれに見合って有人での偵察とかそういう部隊とかを含めて減らせないかというところは言ったんですけど、それについては減らせないというようなことでした」と述べました。
また県は、MQ9の配備を当初通り2025年8月で撤退することや、延長する場合は、期限を付けることなど、アメリカ側に申し入れるよう、防衛局に要請したということです。