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「沖縄戦の継承」について取り組んでいる高校生が、慰霊の日を前に6月12日、南風原町の中学校に講師として平和について考える講話を行いました。

6月12日、南風原中学校で講話を行ったのは首里高校で社会問題などをテーマに探求活動をしている「Neo同好会」の生徒で、沖縄戦の記憶継承について聞くだけの学習から、1人1人が主体的に考えられる学習に繋げようと取り組んでいます。

講話のなかで首里高生と中学生が「なぜ過去の戦争を語り継いでいく必要があるのか」をテーマにトークセッションを行い、中学生からは「沖縄戦は自分とは、関係のない話ではない。二度と繰り返さないためにつないでいく必要がある」と意見があがりました。

中学3年の男子生徒は「今までずっと(沖縄戦は)知識として捉えてましたけど、これから自分事として考えようかなと思えてきました」と話しました。

首里高校・平田菜乃華さんは「(体験者)の思いをしっかりバトンとして受け取って、私たちの授業をきっかけに平和アクションをおこして、平和を描いていけるようにしたい」と話しました。

首里高校の生徒による講話は、2025年7月、他の学校で行う予定だということです。