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沖縄戦で犠牲になった児童生徒や教職員を追悼する慰霊祭が7日、那覇市で行われました。慰霊祭は、県内の教職員で組織する団体が毎年開催しているもので、2025年も遺族や教育関係者など75人が参列しました。

県遺族連合会の我部政寿会長は「あの辛く悲惨な体験を風化させることなく後世へ伝えることは今を生きる私たち、特に戦争に何らかの形で実体験した世代が果たさなければならない責務であります」と話していました。また、県教育会館の森岡稔理事は「未来に生きる子どもたちの教育を担う私たちは平和・人権・環境・共生を大事にする教育をしていきます」とあいさつしました。

祭壇には沖縄戦で命を失った児童・生徒・教育関係者ら7610人の名前が記されていて、参加者は花を手向け、手を合わせていました。