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アメリカ海兵隊のヘリコプターが、重さおよそ18キロのバッグを落下させた事故を受け5月16日、名護市の渡具知市長が沖縄防衛局に抗議しました。
この事故は、2025年5月13日午後4時ごろ、アメリカ海兵隊のUH1ヘリが、重さ・およそ18キロのアクセサリー・ギアバッグを名護市呉我と今帰仁村湧川付近に落下させました。
バッグには、救命ボート用の発火性のある発煙筒が入っていて沖縄防衛局やアメリカ軍が捜索を続けていますが未だ発見には至っていません。
落下事故を受け、5月16日、名護市の渡具知市長が沖縄防衛局の伊藤局長を呼び「一歩間違えば人命に関わる大惨事になりかねない」と抗議しました。
渡具知名護市長は「住民の不安を払拭するための措置を繰り返し要請してきているところ、今回の事故が発生したことは大変遺憾です」と述べました。
その上で、早急に落下物を発見し周辺への影響を報告することや、アメリカ軍に対し原因究明と再発防止策を講じるよう要請しました。
これに対し伊藤局長は「市民の皆様にご心配をお掛けして大変申し訳なく思っている」と謝罪。アメリカ側に再発防止を徹底するよう申し入れたことを明らかにしました。