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自衛隊などの利用のため民間の施設整備を政府が支援する「特定利用空港・港湾」に2024年4月1日、那覇空港と石垣港が指定されました。

「特定利用空港・港湾」は戦闘機や護衛艦の平時の訓練利用などを念頭に、国が施設整備や支援するものです。

今回は全国5つの空港と11の港湾が選ばれ、県内からは那覇空港と石垣港が指定されました。

政府は、県内で県管理施設を含めて特定利用施設に指定したい考えですが、今回は、県の理解が得られていないため、県管理施設の指定は見送りました。

玉城知事は2024年4月1日午後、コメントを出し「予算計上方法や整備後の運用など不明点が残る」として、引き続き、国に確認する考えを示しました。

中山石垣市長は「当該施設が攻撃目標とみなされる可能性が高まるとは認識しておりません」と述べました。

石垣市の中山市長は2024年4月1日、記者団に観光の推進や安全保障の懸念などから指定に同意したことを説明しました。