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2024年度も調査地点を変えて継続する方針です。県はさきほど、有機フッ素化合物・PFASの調査結果を公表し、嘉手納町の比謝川で国の暫定指針値の2・6倍のPFASが検出されたことが分かりました。

県が公表したのは、水質と土壌の調査結果で、全41市町村での調査は初めてとなります。水質調査では、嘉手納町の比謝川で、PFOS、PFOAの合計で1リットル当たり130ナノグラムと、国の暫定指針値の2・6倍の値が検出されました。

土壌調査については、PFOSなどの基準値が定められていないことから、県は「調査結果に対しての安全性は評価できない」としています。

土壌調査の数値は、1リットルあたりでPFOSが最大で92ナノグラムPFOAが最大95ナノグラムでした。ただ、離島地域での高い検出もあり、県は「有意差はみられない」としています。

多良間一弘・県環境部長は「離島でも(土壌からPFASが)検出されている。今後原因は何か分析は必要」と述べました。県は、2024年度も調査地点を変えて継続する方針です。